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 体験と経験のフィールドワーク (北大路書房) 定価(本体2200円+税)
 2005年9月10日発行
体験と経験のフィールドワーク


 拙著『体験と経験のフィールドワーク』が北大路書房から出版されました。
 
 初対面の方にお話をうかがいに行く際に、どのような身なりでいけば良いのでしょうか。聞き取り調査やフィールドワークは誰にどのように教わるのでしょうか。拙著では、社会調査やフィールドワークを実践する際に感じる素朴な疑問を体験的に綴りました。初めて質的な調査をおこなうときの戸惑いなども包み隠さず述べたつもりです。これから卒業論文や修士論文に挑もうとする方々には興味深く読んでいただけるのではないでしょうか。そうであることを願っております。

 なお、ある幼稚園のご好意によって、一年間の間、幼稚園にお邪魔させていただいたことがあります。拙著の第4章は、そのときの体験をもとにしています。

体験と経験のフィールドワーク * 目次

はじめに

第一章 「社会調査」という違和感

・はじめに
・はじめての社会調査
・講座による社会調査
・社会調査からフィールドワークへ
・おわりに

サイドストーリー(1)
「あいつら」から「Y君」へ、そして…


第二章 フィールドでの出会い

~私はあなた方のことを
  どのように呼べば良いのだろうか?~

・はじめに
・日本のエスニシティ研究における
 “出会い”
・“出会い”以前の問題
・“出会い”以後の問題
・おわりに

サイドストーリー(2) 聞き取る体験

第三章 フィールドでの恋愛
・はじめに
・恋愛とは
・社会調査やフィールドワークにおける
 恋愛の可能性
・おわりに

サイドストーリー(3) 高見から見る

第四章 〈出来事〉の生成
~幼児同士の「トラブル」に見る
   説明の妥当性について~

・はじめに
・肉眼がとらえた〈出来事〉
・録音・録画された〈出来事〉
・男児の母親の語りから
 浮かび上がってきた〈出来事〉
・おわりに

サイドストーリー(4) 無欲の厚い記述

第五章 フィールドワーカーと時間
・はじめに
・渡邊・佐藤論文における「視点」の問題
・フィールドワークにおける「視点」の問題
・渡邊・佐藤論文における「時間」の問題
・フィールドワークにおける「時間」の問題
・フロアからの質問
・おわりに



 質的心理学講座 第1巻 育ちと学びの生成 (東京大学出版会)
 定価:(本体価格3500円+税)2008年4月23日発行
質的心理学講座 第1巻 育ちと学びの生成
無藤 隆・麻生 武 編
東京大学出版会
SBN978-4-13-015121-4


育ちと学びの生成 * 目次

序章

無藤隆「育ちと学びの生成」

I エピソードの記述
1章 鯨岡峻(中京大学)
「主体として「育てられ-育つ」―質的発達研究に寄せて」
2章 無藤隆(白梅学園大学)・掘越紀香(大分大学)
「保育を質的にとらえる」
3章 麻生武(奈良女子大学)
「生後2年目公園の仲間との出会い
―25年前の日誌的記録から」
II 教室というフィールド
4章 秋田喜代美(東京大学)
「教師の学習としての授業研究」
5章 茂呂雄二(筑波大学)
「社会的なもの―学習研究における質の探求」
6章 佐藤公治(北海道大学)
「生成の行為論」

III 社会への実践
7章 宮内洋(高崎健康福祉大学短期大学部)
「〈生活-文脈主義〉の質的心理学」
8章 恒吉僚子(東京大学)
「文化の境界線から社会をひもとく―質的社会学からの問題提起」
9章 大谷尚(名古屋大学)
「学校文化と「神神の微笑モデル」―テクノロジーと教授・学習文化とのコンフリクト」

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仮面ライダーV3でも、野球選手でもなく、研究する宮内洋でごめんなさい。


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